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屋根の修理費用はいくらかかる?メンテナンスのタイミングや工事内容を詳しく解説

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屋根の修理費用はいくらかかる?メンテナンスのタイミングや工事内容を詳しく解説

住宅の中でも屋根は台風や大雨などの自然災害に影響を受けやすく、定期的な点検とメンテナンスが欠かせない箇所です。特に破損が生じている場合、放置すると雨漏りの原因となるため、迅速な処置が欠かせません。本記事では、屋根メンテナンスの適切なタイミングや修理の種類、費用相場について解説します。

本内容は、創業34年、塗装や住宅外部工事を中心に約8,000件の施工実績を持つ『コスモテック』の知見をもとにしています。大切な住まいを守るため、ぜひ参考にしてください。

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屋根のメンテナンスのタイミング


雨漏りのように明らかな被害がある場合は別として屋根のメンテナンスは築10年や15年の節目、
あるいは近所の家で屋根の工事が始まるのを見て意識されることが多いのではないでしょうか。

実の所、屋根材ごとにメンテナンスの時期の目安は異なります。

  • スレート、セメント瓦:10年を目安に塗装や防水処理が必要。これにより、雨水の浸入や劣化を防ぎ、耐久性を保てる。
  • 陶器瓦・粘土瓦・素焼き瓦:10〜15年ごとに防水や漆喰の補修が必要。瓦自体は耐久性が高いため、下地や漆喰の状態に注意を向けることが重要になる。
  • 金属屋根:15〜20年ごとに防錆塗装が必要です。錆の発生がしやすい環境では、より早めのメンテナンスを検討すると良いでしょう。

上記のタイミングを目安に業者を呼び点検と必要なメンテナンスを行うことで、屋根の耐久性を高め、劣化を防げます。

屋根の修理を業者に依頼する際に押さえておきたい用語

ひとことに屋根といっても、部位ごとにさまざまな呼び方があります。全ての用語を覚える必要はありませんが、以下の用語を押さえておくと役立ちます。

  • :屋根の頂上部分で、屋根と屋根が交差する部位。
  • 棟板金(むねばんきん):雨水の侵入を防ぐために大棟に被せる山型の金属板。
  • 棟瓦:瓦屋根の美しさを保ちながら、雨水の侵入を防ぐために瓦屋根の棟に設置される瓦。
  • 谷板金:屋根の谷になっている部分に設置されている板金で、雨水の排水をサポートする役割を持つ。谷樋(たにどい)とも呼ばれる。

上記の用語を押さえておくと屋根の修理を依頼する際に、業者とのやりとりがスムーズになります。

屋根修理と屋根リフォームの違い

業者へ修理やメンテナンスを依頼するにあたって「屋根修理」と「屋根リフォーム」の違いについても押さえておく必要があります。

屋根修理は、雨漏りや一部の破損など局所的な損傷や劣化への対処を指します。破損箇所の部材を取り替えたり、屋根材のひびをシーリングしたりといった具合です。被害が小規模で緊急性が高い場合に行われ、費用は比較的抑えられるのが特徴です。

一方で、屋根リフォームは屋根全体の改修工事を指します。全体的な劣化やデザインの変更、断熱性能の向上を目的とする場合に行われます。修理に比べ工期が長く、費用も高額になりがちです。

リフォームには「葺き替え(ふきかえ)」「カバー工法」があります。「葺き替え」は既存の屋根材を全て撤去して新しい屋根材に張り替える最も費用のかかる工事です。「カバー工法」は既存の屋根の上に、新しい屋根材をかぶせる工法で、「葺き替え」より低コストで実施できます。しかし、凹凸のないスレート屋根や金属屋根にのみ実施できる工法であり、瓦屋根には使えません。

まず、修理が必要なのかリフォームが必要なのかをイメージしたうえで、業者に連絡をとるとスムーズです。

屋根の修理費用の相場

屋根リフォームと屋根修理の費用の相場をそれぞれ紹介します。

1.リフォームの費用相場
(足場含まず、約30坪の建物ケース)

工事内容 費用相場
葺き替え 100~200万円
カバー工法 80〜150万円
屋根全体の塗装 15〜30万円

2.屋根修理の費用相場
(足場含まず、約30坪の建物ケース)

工事内容 費用相場
棟板金の釘打ち・シーリング 1.5万円〜5万
棟板金の交換 4〜20万円
スレート瓦のひび割れ補修 2〜5万円
屋根材の一部差し替え 1〜20万円
瓦の部分並べ直し 0.5〜5万円
瓦の漆喰補修 4〜30万円
棟瓦の積み直し 10〜30万円

表に示した費用の相場は平均的な広さの住宅を想定した金額です。費用は施工面積や使用する材料によって異なるため、あくまで目安としてご活用ください。また安全に作業のために不可欠な足場の設置費用が上記の工事代と別に15〜30万円かかる点に注意が必要です。

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屋根修理の工事の種類を解説

この章では屋根修理の種類について解説します。

1.棟板金の釘打ち・シーリング

棟板金は、屋根同士が合わさる「棟」を覆い、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を持っています。

しかし、棟板金を固定している釘が緩んだり抜けたりすると、雨水が隙間から屋根内部に入り込むリスクが高まります。この状態が放置されると、棟板金の浮きや剥がれに発展し、さらなるダメージを引き起こす可能性があります。

そこで緩んだ釘を打ち直したりシーリングを施したりして棟板金のズレや剥がれを防ぎ、雨水の侵入リスクを低減させます。棟板金自体に大きな問題がない場合に実施できるメンテナンス方法で、費用相場は1.5万円〜5万円程度と比較的安価です。

2.棟板金の交換

棟板金は、屋根の中でも特に風にさらされやすい部分で、劣化が進むと強風によって外れたり、ゆがんだりするリスクが高まります。損傷が生じた棟板金は、交換が必要です。棟板金の交換工事では、劣化した棟板金と、下地材である「貫板(ぬきいた)」も同時に新しいものへ取り替え、全体の強度を向上させます。

棟板金と貫板を新しくすることで、雨水の侵入を防ぎ屋根全体の耐久性を保つ効果が期待できます。棟板金の交換工事は棟板金の長さや形状によって費用が変動しますが、一般的な費用相場は4万円〜20万円程度です。

3.スレート瓦のひび割れ補修

スレート屋根のスレート瓦に軽いヒビが生じた場合、シーリング材を用いての応急的な補修が可能です。シーリング補修は一時的な対応であり、根本的な修理にはなりませんが、早急な雨水の侵入防止には効果的です。

補修費用は施工範囲によって異なりますが、2〜5万円程度が相場です。長期的には瓦の交換も視野に入れたメンテナンスが求められます。

4.屋根材の一部差し替え

屋根材の一部に「大きな割れ」「欠け」「剥がれ」などが発生した場合、該当する部分だけを交換する、一部差し替え工事で対応できる場合があります。日本瓦やスレート瓦に飛来物が直撃し、割れてしまうケースや、経年劣化による破損が対象です。

交換作業は、瓦が容易に外せる場合には安価な費用で実施できます。しかし、防災用に釘止めされている瓦や、スレート瓦が重なっている場合は、周辺の瓦や棟板金を取り外さなければならず工事費用が高額になりがちです。

また陶器瓦や粘土瓦は割れた部分を差し替えられますが、セメント瓦は廃盤になっており差し替えが難しく、葺き替え工事が必要になる傾向にあります。一部差し替え工事の費用は1万円〜20万円が相場で、実施する範囲によって異なります。

5.瓦の並べ直し

瓦の並べ直しは、陶器瓦が部分的にずれている場合に行われる補修方法です。

ずれた瓦を元の位置に戻すだけの作業で済むため、比較的手間がかからず、工事費用も安価に抑えられます。相場は5千円から5万円程度ですが、補修範囲が広がると費用が増加する可能性もあります。

瓦のズレは、放置すると雨水の侵入リスクが高まるため、早めに並べ直すことで屋根の機能を維持しやすくなります。

6.瓦の漆喰補修(詰め直し)

瓦葺きの屋根では、棟や軒先の瓦を固定するために漆喰(しっくい)が使用されます。瓦自体は50年以上持つものの、漆喰は10〜25年ほどで劣化が進むため、定期的な詰め直しが必要です。劣化した漆喰を放置すると、瓦の落下や雨漏りの原因となり得ます。

工事費用の相場は4万円〜30万円で、補修範囲が狭いほど割高になることがあります。部分的な補修も可能ですが、一部が剥がれている場合、他の部分も劣化している可能性が高いため、雨漏りや瓦のズレを防ぐため、全体的な補修が推奨されます。

7.棟瓦の積み直し

瓦葺き屋根の棟に使用される「棟瓦」は、風雨や地震などの影響で破損・損傷や飛散が起きやすい部位です。これを放置すると大雨の際に棟部分から雨水が侵入し、雨漏りなどの被害が生じるリスクが高まります。よって必要に応じて「棟瓦の積み直し」の実施が推奨されます。

見直しの工事の流れとしては既存の棟部分を解体し新たに棟瓦を設置します。解体後の組み直しによって棟全体の耐久性が増し、屋根全体の防水性能も向上します。また棟瓦を固定するために漆喰の詰め直し工事も併せて行うケースもあります。積み直し工事の費用は10〜30万円が相場です。

屋根修理はDIYできる?

屋根修理は高額になりがちなため「DIYして安く済ませられないかな?」と思う場合があるでしょう。

しかし屋根修理は高所での作業となるため、DIYするには大きなリスクが伴います。プロの業者でさえ、たとえ小規模な修理であっても、安全のために足場を組んで慎重に作業を進めます。足場を組まずに作業するのは、転落事故の危険性が非常に高くなります。

また、屋根修理には専門的な知識が求められます。自己流で修理を行うと、破損箇所を悪化させ、新たな問題を生む原因になり得ます。こうなってしまうと、後から専門業者に頼むときに、修理費用が当初の費用を超えるケースも少なくありません。

こうしたリスクを避けるため、はじめから専門性を持った業者に依頼するのがおすすめです。

火災保険で屋根修理が無料になるケースもある


屋根修理やリフォームは高額になりがちですが、
火災保険の適用により費用を抑えられるケースもあります。
火災保険は火災だけでなく、風雪や台風、豪雨などの自然災害による損傷にも対応しているため、災害による破損が原因ならば申請できるわけです。
よって経年劣化が原因の修理には適用されません。

補償の対象は原則「原状復旧」に限られ、カバー工法などで屋根を現状より良い状態に仕上げる工事もまた、補償の対象になりません。

火災保険の申請には、被災時の具体的な災害の内容や日時の証明が必要です。申請は災害発生から3年以内に行う必要があり、時効を迎えないように早めの手続きが大切です(保険法第95条)。

加えて修繕の見積もりを添付することも求められます。見積もり書の費用が相場を逸脱して高額な場合は、保険会社に受理されづらくなるため、費用が相場内で適正価格であることが重要です。そのため、適切な業者を見つける必要があります。

屋根修理を依頼する業者の選び方

屋根修理を依頼する業者の選び方のポイントを紹介します。

相見積もりを取る

屋根修理やリフォームの業者を選ぶ際には、複数の業者から相見積もりを取ることをおすすめします。複数の業者の見積もりを比較することでおおよその相場感を把握できるためです。

費用だけでなく、見積もり書の分かりやすさや、対応の丁寧さなどもチェックすると、どの業者が信頼できるかを判断しやすくなります。極端に高い見積もりを出す業者は避けた方が良いですが、逆に料金が安すぎる業者にも注意が必要です。

安価な料金を提示する業者は、品質や安全性の面で問題がある可能性があります。

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屋根修理の業者を見極める際のポイント

いくつかの業者から見積もりを取ったあと、どの業者に頼むか迷うケースもあるでしょう。良い業者と悪い業者には見極め方があるため、以下に紹介します。

良い業者の特徴 悪い業者の特徴
  • 礼儀正しい
  • 質問に分かりやすく答えてくれる
  • 相見積もりでも快く応じてくれる
  • 屋根の状況を確認してくれる
  • 屋根の部分補修など小さな工事でも快く引き受けてくれる
  • 打ち合わせ内容を記録して書面で渡してくれる
  • 何にいくらかかるか詳細に分かる見積書を作ってくれる
  • 契約書を作成してくれる
  • 施工事例がホームページで見られる
  • 建設業許可を取得している
  • コミュニケーションに違和感がある
  • 不安を煽ってくる
  • 屋根を見もしない
  • 小さな工事を引き受けてくれない
  • 見積もりの内容がアバウト
  • 契約を急ぐ
  • 契約書を作成してくれない
  • 打ち合わせ内容の記録を書面でもらえない
  • 施工実績を確認できない
  • 他と比較して極端に費用が高かったり安かったりする

これらを参考にして、施工を依頼する業者を選んでいきましょう。

まとめ

屋根は住宅の中でも雨や風の影響を受けやすく10〜15年に一度は点検とメンテナンスを行う必要があります。また屋根を修理するといっても、一部だけを処置する屋根修理と全体的に回収するリフォームとがあります。

全体的に傷みがある場合には、リフォームを検討しなければなりません。板金や屋根材の一部に損傷がある場合には屋根修理を行って費用を抑えることもできます。

屋根修理の費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
棟板金の釘打ち・シーリング 1.5万円〜5万
棟板金の交換 4〜20万円
谷板金の交換 5〜20万円
屋根材の一部差し替え 1〜20万円
瓦の部分並べ直し 0.5〜5万円
瓦の漆喰補修 4〜30万円
棟瓦の積み直し 10〜30万円

屋根修理でよいのか、リフォームが必要になるのかはいくつかの業者に相談しつつ、最適な手段を選択していきましょう。

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